JR北海道廃止駅10駅一覧2017年3月
JR北海道は既に廃止を打診していた5路線18駅のうち、
2017年3月に4路線10駅を廃止する方針を固めました。
1日平均乗車人数が1人以下の駅を中心に18駅について廃止の方向でしたが、
自治体が維持費を負担する形で来年以降も存続が決まった駅も出てきました。
そのため2017年3月をもって廃止される駅は、以下の10駅です。
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【千歳線】
美々
【函館線】
東山、姫川、桂川、北豊津、蕨岱
【根室線】
島ノ下、稲士別、上厚内
【釧網線】
五十石
今回は廃駅となるのはすべて無人駅です。
最終的には自治体との協議を経て発表されるようですが、
上記の駅については大半の自治体が廃止に容認する模様です。
また先般の廃止を打診された駅には宗谷線の7駅(下沼、南幌延、
糠南、歌内、筬島、南美深)が含まれていましたが、
幌延町や音威子府村などは費用負担に応じる方向なので、
リストからは外されたようです。
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なお、根室線の東鹿越も廃止を打診されましたが、
台風10号の影響で運休中の根室線の区間のうち、
富良野-東鹿越間が再開し終着駅となることから、
こちらもリストから除外になった模様です。
2016年の3月には8駅が廃止となり、2017年春には廃止駅も
大幅に増える可能性もありました。
しかし今回に関しては自治体が維持費の負担を承諾したことから、
来春の廃止は上記の10駅に留まりそうです。
とは言え、これらの駅を廃止しただけではJR北海道の経営危機が
改善されるわけではないのは言うまでもありません。
また人口減から財政難に陥っている自治体も少なくないことから、
今後どこまで駅施設の維持費負担をできるかは非常に不透明です。
9月には新たに46駅もの廃止の方向にある駅が明らかにされましたが、
今後も大幅な駅の廃止は避けられない状況のようです。
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